アニメ紹介『Re:ゼロから始める異世界生活』

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「――レムって、誰のこと?」

 

ループ物の作品ですが何度もやり直して最善を求めるようなものではありません。

 

ループ物によくある、「またやり直せばいい」は通用しません。

 

次やり直せるか分からない、やり直せたとしてもどんなペナルティがあるか分からない。

 

同じ時間を3回ずつぐらい繰り返すのですがやり直すたびに毎回状況が大きく動き、同じ時間を繰り返す退屈さは全くありません

過去をなぞるのも大変です。

 

そして、毎話終わり方が素晴らしい引きです。

早く続きが見たくなるので見るのを辞めるタイミングがありません。

 

まだ見てない人が居れば、最もお勧めしたいアニメです!

 

原作ファンからはアニメ化は難しいと言われ続けていたのですが、それが嘘のように大ヒットしました!

 

そして、原作がネット小説ですから今でも無料で読めます

アニメは書籍化された方がベースになってるので若干話に差はあります。

実はアニメよりもこちらのほうがさらにオススメしたかったりします。

ncode.syosetu.com

 

 

 

 

ここからは視聴後の方向けです。(ネタバレ注意)

 

 

 

 

 

 

 アニメ版のリゼロといえばやっぱり7話「ナツキ・スバルのリスタート」ですね!

開始早々から緊張感MAXの状況、そして死ぬ直前のセリフ「俺は……お前らのこと、だい」・・・

この続きを言わせてもらえないところ辛いですよね。

 

そしてループ後、限界まで精神的に追い詰められた状況で、また追い込まれます。

死に戻りを打ち明けようとしたら時間が止まって心臓を握りつぶされるという新設定がここで明らかに!

 

この畳みかけるような絶望の連続、これこそリゼロという感じです!

ですがまだ終わりません!

 

ベアトリスの助けを借りて4日目の夜を超えて一安心と思った直後にレムが・・・

この時のラムの叫び「絶対に殺してやるーーーー!!」がとても頭に残ります。

 

そして逃げだした先の崖で最後の一歩が踏み出せないシーンがまたリゼロの良いところで、あっさり自殺してやり直しでは緊張感が無くなりますからね。

 

 

そしてベアトリスとラムが追いかけてきてからの会話がまた名シーン。会話を書き起こすだけで泣けるシーンです。

 

 

「おい、バカなこと考えてんぞ俺」「せっかく拾った命なのにな」「そうだ、拾った俺の命だ、使い方は俺が決める。」

(すごい覚悟が伝わってくる・・・)

 

「悪かったな、俺がヘタレなせいで、ずいぶんとお前たちを悲しませた。」

 

「やっぱり、レムのことをなにか」

 

「いや、悪いけどそれは本気でわからない。正直わからないことだらけだ。けど」

「分からないことだらけなのを知っていこうと、そう思ったよ」

(カッコいい)

 

「レムはもう死んでしまったの!今さらなにかがわかったところでなにができるっていうの!」

 

「なにかができるなんてかっちょいいことは言えねぇ。なにもできなかった結果がこの様だかんな。説得力なんてゼロなのは俺が一番わかってる」

「ただ俺は覚えてんだ、お前らが忘れたお前らを知っているんだ」

(この一言に死に戻りの辛いところが詰め込まれてますね)

 

 「あなたに、ラムとレムのなにがわかるって言うの!」

 

「そうだな、俺は肝心なことはなんにも知らないまんまだ。だけど、お前らだって知らないだろうが」

 

「なにを…」

 

「俺が!お前らを!大好きだってことをだよ!」

(冒頭で言えなかったセリフが言えた感動がありますね)

 

「絶対に殺してやるーーーー!!」(回想)

「絶対に助けてやるーーーー!!」

(すごく良い対比)

 

世界一カッコいい飛び降りシーン!!

 

ここの挿入歌「STRAIGHT BET」はリゼロの数多くある名曲の中でも特に良い曲ですよね。

 

たった一話の中に名シーン詰め込みすぎ!!

 

続いて15話、みんな大好きなペテルギウス登場シーンです!

ここはペテルギウス=松岡さんの演技力が全て持っていきましたので直接見るしかないですよね。

 

続いて17話「醜態の果てに」、また会話を書き起こすだけで泣ける大好きなシーンです。

「白鯨が出たんだ。それで、レムが俺を逃がそうとして…」

「でも・・・俺は霧の中に取り残されて・・・それで・・・」

 

「レムって、誰のこと?」

(え・・・?物凄い衝撃発言ですね)

 

そして引き続きエミリアとの再会シーンへ。

 

「なんで誰もわかってくれないんだよ!」

「ごめんね、スバルが何を言ってるのか、私には分からない。」

「分かってあげたいの、だけど、今はそうしてあげられる時間が無いかもしれなくて、やらなくちゃいけないこと、たくさんあるの」

 

「うまくいかないよ、上手くいかない、お前はダメだ、失敗する、やれるわけがない。全然ダメだ口ばっかりだ、救えない救われない、無茶と無謀を積み重ねて、重ねた無理と同じ数だけ死体の山を見ることになる。」

「それがお前の未来だ!」

(これ自分に言ってるんですよね・・・?)

 

「どうして、どうしてスバルはそんな苦しそうに泣いてるの」

(エミリアもそれに気が付いてる・・・?)

 

「俺は・・・俺をここまで送ってくれた、違う。ここまで連れてきてくれたレムの為、レムの為にもやらなきゃいけないことが」

 

「レム・・・?」

 

「お前も・・・お前もレムを忘れるのか」

(ここでまたレムのことが・・・(T^T))

「スバル・・・」

 

「いいさ全部話してやる、このままお前らがレムの事を忘れるなら、何もかもさらけ出して血反吐吐いたほうがマシだ」

「来るなら来ればいい、心臓くらいくれてやる。」

(覚悟を決めたスバル、カッコいい、でも・・・)

 

ここでいつものようにスバルではなくまさかのエミリアの心臓が・・・

このシーンはまたすごい衝撃を受けましたね・・・

 

限界まで追い詰めてからさらに落とす・・・これでこそリゼロです・・・

 

続いて、18話「ゼロから」も良いけど小説のほうが圧倒的に良いからアニメでは評価しきれません。

今度小説版のレビューも書きたいな。

(小説家になろうでも、書籍でも読みましたよ)

 

19話「白鯨攻略戦」

ついに大ボス白鯨戦開始です!

19話の頭は時間の都合か、採掘権の説明がカットされてるのがちょっと残念でしたね。

そして白鯨の姿が見えたところで終わり、いつもながら終わり方が良すぎる!

 

20話「ヴィルヘルム・ヴァン・アストレア」 

白鯨戦を行いながらのヴィル爺の過去回想編ですね。

白鯨討伐も回想も良い話過ぎて目が離せません。

白鯨戦は苦戦しつつも何とかダメージを少し与えられてる手ごたえを感じていい勝負!ってところで、また終わり方が!!!

ヴィル爺食べられた!丸飲みだから、生きてそうだけども・・・

白鯨増えてる!?!?

やばい・・・さすがリゼロ・・・

どこまでも追い詰めてくれる・・・

 

23話「悪辣なる怠惰」

白鯨に続いてまた大ボス戦です。

このペテルギウス戦がまたまたすごく良いですね。

見えざる手だけじゃなく乗り移りやら自爆まで、そこまでやるか!

倒しても倒しても出てくる絶望感・・・

そしてまた終わり方が!!!!!

え?まさかスバルに!?これからどうするの!?

 

ここはスバルよりもフェリスが可哀そう・・・(T△T)

 

いよいよラスト、25話「ただそれだけの物語」

まあ・・・そこで終わりますよね。

小説での「これでこそリゼロと言える衝撃」はアニメでは味わえないけどアニメはアニメで終わらないといけないのでこれで良かったと思います。

でも・・・この終わり方だと続きはアニメ化されなさそうだなぁ・・・

 

リゼロとは思えない綺麗な終わり方でしたね。

 

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