映画「ノーゲーム・ノーライフ ゼロ」ネタバレ付き感想

 

 

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ネタバレ無しバージョンも用意してますので、こっちでは容赦なくネタバレしていきます、映画を見ようと思っている人は読まないほうが良いと思います。

 

是非たくさんの人に観てもらいたいので、このページは、気になってるけど見ないでいいかなーと思ってる人だけ読んで、見たくなってください

 

盟約に誓って「アッシェンテ」

 

同じことは書かないので先にネタバレ無しの感想を読んできた方が良いかも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あらすじ

 

一切の争いが禁じられ、全てがゲームで決まる《盤上の世界(ディス・ボード)》

 

空と白がこの世界に来るより6000年以上前の話。

 

いつ始まったかも分からない、いつ終わるのかも分からない、永遠に等しい争いの中、最弱の種族、人類種(イマニティ)がどうやって生き延びたのか。

 

人類史最大の謎が明かされる。

 

誰の記憶にも記録にも遺らない、それでも“僕”だけは忘れない物語

 

《最も新しい神話》へと至る《最も古き神話》

 

人類種の主人公「リク」(空)と機凱種(エクスマキナの「シュヴィ」(白)による、大戦終結までの物語。

 

 

ネタバレつき感想

 

「リクの心を知りたい」

 

機凱種のシュヴィの目的は感情を知ることです。

 

シュヴィは感情の解析過程で論理破綻を多発し破棄され、単独で解析を続けています。

 

機械だから感情が無いシュヴィが徐々に感情を理解していく過程が主題の1つと言っても良いかもしれません。

 

 

 

「イワン、命令だ、ここで死ね」

 

「うちの子、任せたぞ。すまんな、リク」

 

「エサはこっちだ!来いよ、デモニア!」

 

開始数分でいきなり泣かされそうになるシーンです。

 

生き延びるために仲間の命すら捨てなければいけない過酷な世界が窺えます。

 

 

 

「こんなこと続けて何になる?いつまで続ける?1001人の為に999人殺すまでか?最後の一人になるまでか?」

 

「こんな世界に生まれた人間は、死ぬ理由もなく死ぬことができない、生きる理由に等しく、心が意味もなく死ぬことを認めてくれないから。」

 

「あと何人俺に殺させれば…」

 

リクの葛藤が迫真の演技も合わさってひしひしと伝わってきます。

 

 

 

「現在の惑星環境、人間が生き残ってるの、異常。」

 

「生物的に脆弱、精霊運用もできない、なのに、生き残っている、理由があるはず。その因子が心と推測」

 

これも主題の一つ。なぜ大戦で人類種が生き残っているのか?

 

これが後半のストーリーになります。

 

 

 

「好き勝手ほうだい戦争しといて、ねえねえ人間、何でまだ生きてんの?心の中教えてよってか?教えてやるよ、俺の気持ちはな、お前ら全員くたばりやがれだ!」

 

「リク…泣かせた、ならシュヴィ酷いこと言った、と推測。リクの心はシュヴィを殺したいと、把握。」

 

「リクの心知りたい。だから、リクの心がそうしたいなら、シュヴィ殺してくれる?」

 

 

 

「現在の惑星環境、人間に致命的、生きているの異常。訂正、偉業。可能にするのがリクの心」

 

「でもリクは納得してない、自分を認めたくない。なぜ?」

 

「こんな世界、生き延びて何になる?」

 

 

 

「リクの心はなんて答えるの?」

 

「リクの心がどうしたいか、そばで見届ける。」

 

「シュヴィはリクのやりたいをやりたい」

 

何気ない会話の端々が全部重い・・・油断するとすぐ泣いてます。

 

 

 

「シュヴィ、教えてくれ、この大戦の目的と、終結の条件を」

 

ここからストーリーが一気に進み始めて・・・

 

「誰も殺してはならない」

(心は誰も殺したくないから)

 

「誰も死なせてはならない」

(心は誰も死なせたくないから)

 

「誰にも悟られてはならない」

(悟られれば死ぬから)

 

「いかなる手も不正ではない」

(悟られなければ、いかなるペテンもペテンに当たらないから)

 

「奴らのルールなど知ったことではない」

(心は殺し合いなどクソくらえだから)

 

「上記に違反する一切は、敗北とする」

(心はこれらに違反した勝利に、価値を感じないから)

 

 

「アッシエント」

 

リクを含む「幽霊」による戦争終結の物語が始まります。

 

ここからまだ紹介してない所が残り1時間程度あります、映画館で楽しんでください。

 

特にラスト30分は映画館でずっと泣きながら見てください。

 

「あと8機。星杯さえ手に入れれば、リクは死なない」

 

「彼我戦力考察。算出勝率、絶無。だけど、確率論にゼロは無い!」

 

「機械に生まれて、命を貰った、その全て、この251秒にかける!」

 

 

ここで読んで満足しないでくださいね。

 

原作読んで、内容を知っている人も大絶賛する内容ですから、文章では伝えられない良さが大量にあります!

 

観ないと損です。是非映画館で楽しんでください!

 

セリフは一応2回見に行って頑張って覚えましたが、記憶を頼りに書いてるので間違いがあるかもしれませんけど許してください><

 

 

 

映画化したのは原作のどこ?

 

映画は原作小説6巻の内容です。

 

文章でしか分からない描写やカットされたシーンもありますので映画と合わせて原作小説も楽しんでください。

 

原作を読んでいなくても楽しめますが、原作を読めばより深く楽しめるはずです!

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 そして、プラクティカルウォーゲームもお勧めです。

 

これは大戦中のエルフ陣営のストーリーです。

 

映画で最後のほうにちょっと出てくるシンク・ニルヴァレンですが、プラクティカルウォーゲームで大活躍してます。

 

あと、本編で少しだけ触れられた、ジブリールがドラゴニアを単独撃破した時の話も載ってます。

 

個人的に原作を面白かった順に並べると1位が6巻で、2位がプラクティカルウォーゲームです。

 

番外編だから読んでいない人が居るかも?

 

これを読まないのは勿体ないですよ!

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感想(1件)

 

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